エナ・エイズケアセンター プロジェクト  
(comprehensive care centre)



エナ・エイズケアセンター(comprehensive care centre)


 ケニア政府が「国家的な災厄」と位置づけて取組んでいる、
エイズ/HIV疾患の抑制と予防の国策に対応して、
平成20年よりエイズ講習会やエイズ感染者の在宅ケアを開始致しました。

 エイズ未感染者が、積極的に講習会を受講し、エイズ検査を受け、
感染防止に真剣に取り組み全国的な感染防止の体制を構築しています。
また、エイズ感染者が、未感染者との性交渉をなるべく抑制し、
また、避妊具などの使用によって感染を防止できるよう、指導。
更に、ホームケアのサービスによって、感染者への差別や偏見を減少させ、
また、感染者の自暴自棄や悪意の感染を防止し、自立した生活が可能となるように
ワークショップ(職業訓練教育施設)で教育を受け生活上の支援を行う目的で
このケアセンターを設立いたしました。
                                    
  
 22年度はエイズケアセンターの施設が完成いたしました。
エイズ疾患の患者には結核に感染している者が多くあるので、
レントゲンによる診察を行い、結核やエイズ感染の有無が
早期に発見、対応しやすくなりました。

 23 年度には、エンブ・ベレー両県には、事前調査により、
エイズ感染者約8,000人、その子供たちで「エイズ孤児」が約4200人存在し、
その中に約300人のエイズ感染孤児が判明しました。

その子供らには両親を亡くし祖母などに現金収入の無い家庭が多く、
その実態調査とカウンセリングを行い、食料などの支援や栄養を指導します。
今回免疫力が速やかに測定できる医療器械(CD4)を導入し、
より効果的な指導を目指して参ります。

■エイズケアセンター入り口

■エイズケアセンター外観

   エイズケアセンター内
  カウンセリング室・室内 
   エイズケアセンター内
 ■
 栄養指導室・ラボラトリー 
 ■ HIVケア活動写真  ■
住民へのHIV予防講習会 HIVケア家庭訪問・孤児施設 HIVケア家庭訪問患者宅 ケアセンター利用者





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